日本ハム・栗山英樹監督インタビュー 新生ファイターズの幕開け

http://column.sp.baseball.findfriends.jp/?pid=column_detail&id=002-20180226-04日本ハム栗山英樹監督インタビュー 新生ファイターズの幕開け)

──アメリカ・アリゾナ州での春季キャンプも第3クールに入りましたが、2018年シーズンの戦力構想の全体像は、栗山監督の中で思い描けていますか。

栗山 (うなずきながら)チームとして、こういうふうに2018年は戦うんだというものはだいぶこのキャンプで見えてはきましたね。レギュラーを一度白紙に戻すと言い続けてきましたけど、1つや2つはすでに確定と言ってもいいポジションもあります。一方でこんな選手がここを守るのかっていう状況もあり、そういう意味ではすごく楽しみなシーズンになりそうだなと大きな期待感が僕の中ではあります。


──チームの要でもあった大谷翔平選手(エンゼルス)を筆頭に、増井浩俊選手(オリックス)、大野奨太選手(中日)、マーティン選手(レンジャーズ)らが抜けた中での船出となりますが、十分にその穴を埋められる手応えはある、と。

栗山 彼らが抜けたことのマイナスイメージがどうしても強いと思うんですけど、フロントも含めて僕らは実は・・・


続きは登録しないと読めないのだが、おおざっぱにいうと、周りがいうほど悲観的ではないって感じの答えだった。



去年は、大谷は足首の故障でどれくらい戦えるかわからなかったし、WBC組中田、増井、宮西、大野(レアードも?)らはチームから離れていたためチームの状態を栗山監督は計りかねていた。補強もトレードはあったにせよ、エスコバーくらいで、今思うと十分では無かった。結果2016に優勝したチームの焼き直しというかグレードダウンしたチームでシーズンの大半が過ぎていったような印象を受けた。



今年はチームを一新する形で迎えるシーズンですぐ今年結果を出せるのかといえば、難しいとは思うけど、方向性というのは決めやすいとは思う。このインタビューを読む限り栗山監督やフロントは周りがいうほど主力流出による戦力低下を痛手とは考えておらず、外国人補強プラス今の選手の底上げでカバーできるという考えのようだ。ただシーズンに入るとそういう計算通りいかなくなるものだが、実際はどうなるか。