アルド対メンデスとゲーオ

一応65キロ近辺の階級ということで比較できるといえばできるんだけど、ある意味ではまったく異質のものにも見えましたね。まあゲーオが60キロ級くらいが本来の階級の選手であるということもあるのでしょうけど。


まずアルド対メンデスのほうは人間を超えた同士の戦いって感じにも見えました。フィジカル的なとこが凄まじいというか。あそこまでいくと、凄いのは間違いないけど若干引いてしまうところもあるという。まあうがった見方をするとナチュラルな感じであそこまでいけちゃうものなのかなと思えるというか。


ゲーオは体自体ムキムキな感じでは無いし、対戦相手も明らかに体格が一回り、二回り違う中で華麗な技で勝ち上がっていって。体格差がある試合をトーナメントで一日に二試合も、三試合もやらせるのはちょっとどうなのかとも思うのも確かですが。

同じ65キロという括りでもずいぶん違うものだなと思ってしまいました。

最後に解説で魔裟斗が「いくら筋肉をつけたところでパワーというのは骨格で決まるからそこを埋められない」ということをいってましたが、ボディコントロールとかフィジカル、筋トレのところでも、自分の骨に対する意識というのも重要なのかなと思いました。

正しく体を使う=骨を意識して体を動かすということもいえるのではと思いました。