青木ｖｓアルバレスの感想を少し。予想的にはちょっと青木が有利かなと、うまく組み付いて有利に進められるんじゃないかなと思ってましたが、一度も組み付けないままKOされてしまいました。まず思うのは、日本でリングの試合をこなしながら、アメリカの金網でトップに食い込むのは難しいのかなと。どうしても日本のリングのように簡単に組み付けないし、その癖が日本のリングで試合をする限り抜けきらないとこがあるのかなと思いました。
練習ではかなりケージを意識した内容のようですが、やはり金網で常に試合してる人と比較すると、日本のリングで試合をしてる限り慣れの点では不利にはなってしまいますよね。もう北米での試合に専念するか、あるいはワンエフシーで試合するか、なんでもいいので金網での試合に専念するという形にする時期なのかなと思いました。最近では三崎が海外で強豪に勝利して、結果を出してますし、金網での試合経験だけが負けた理由ではもちろん無いんでしょうけど。
また勝手にいうと、青木の組みのプレッシャーがあんまり相手に与えられてないように感じたのは青木が打撃に自信がついたせいなのか、リングでなく金網なのでプレッシャーが分散したからなのか相手のプレッシャーのせいかわかりませんが、そこがちょっと残念に感じてしまいました。
後は金網だと円に近いので、前に出て距離を詰めようとしても、横からするっと逃げやすいので、うまく横の動きとかを使えるといいんじゃないかなと思うんですが。アルバレスは大体こっちから見て右側に逃げるのでそれをさせないようなプレッシャーの掛け方がいるのかなと。リングでの試合が多くなるとそこの辺での不利がどうしても出てしまうかなと思いました。
