近藤vs金井

サムライTVでの放送を見た感想ですが、近藤の戦い方は、距離感の測り方も丁寧で、常に正確に立って、カウンターのタイミングや当て勘も丁寧に戦ってますよね。近藤はいわゆるMMAの最先端の技術みたいなのは取り入れてはいないと思いますけど、近藤の考え方みたいなのは誰もが取り入れていいものじゃないかと思います。

MMAの最先端の技術を研究してる川尻ですら近藤のハーフガードのパウンドを研究していたなんていってますが、あれも近藤的には新しい技術を習ってとかっていうより、近藤なりに体の使い方とかバランスのコントロールの取り方を研究して、それを技術に応用してって感じでやってると思うんです。

技術ありきの考え方では無くまず自分の体をどう使うか、それをどう技術に応用するかって考えだと思うんです。もしかしたらフィジカル負けしてしまう日本人が外国人に勝つにはこういう体の使い方ありきで技術を高めるっていう方法が一つなのかもしれません。

逆に近藤はもっとフィジカルトレやったほうがいいとは思うんですけどね^^;。体の張りだけ見ると去年8月の復帰戦が一番のコンディションだったと思います。あのコンディションで金井戦を迎えてたらもっと切れのある動きが見られたような気がするからそこはもったいないような気がしますね。だからあのときと同じような練習量で、同じコンディションで次の試合はリングに上がって欲しいかなと思います。試合運び、戦い方は凄く丁寧でよかったですよね。