シウバvsジャーディン、ペンvsシャーク感想

シウバvsジャーディンはジャーディンがリデルに勝ってる分有利なのかなと思っていたが、シウバが秒殺で勝利した。シウバは完勝したけど、ジャーディンよりリーチは確実に下回っていたし、やはり適正な階級はミドル級なのかなと思った。ジャクソンがグリフィンとの王座戦で防衛したなら、UFCの舞台でシウバとのリベンジマッチを組んでほしいが、シウバはもう一試合ははさむ必要があるのだろう。

ペンvsシャークもシャークが得意の塩漬けで有利に進めるのかと思ったが、ペンが試合を完全に支配し、最後は膝蹴りからパウンドでKOと圧倒しての勝利。シャークは一度タックルにいって切られてからはスタンドオンリーの試合運びだったのはなぜなのだろうか。個人的にはシャークにはガードを固めてパンチを食らう覚悟で、ペンが横にステップして距離を取らせないように距離を詰めて金網際に押し込んだ上でのタックルでテイクダウンをする戦法がよかったんではないだろうか。二人のグラウンドになった展開を見たかったのでそこは少し残念だった。

LYOTOはいつものアウトボクシングでティトを完封したみたいだが、あまり試合そのものへの評価は高くないようだ。確かに周りの空気をあまり読まず勝ちに徹するという意味では、かなり有効な戦法なのは確かのだが・・・。他でいえば結果を出している軍団としてグラバカがあげられるが、郷野、三崎、山宮、佐々木も似た戦法を使ってるように感じるのは自分だけだろうか。