ウェルター級（約７７，１キロ）で初めて試合する、郷野と長南だが、郷野は１６９ポンド、長南は１６９，５ポンドと無事計量をパス。ノンタイトルは１ポンドオーバーまでオーバーは許されるが、ＵＦＣ初出場かつ、ウェルター級で初の試合の二人にとっては、多少リミットを下回るのは仕方なしか。ただノンタイトルで通常リミットより１ポンドオーバーが許されてるところから考えると、郷野は２ポンドアンダーで、９００グラムアンダー、長南は１，５ポンドアンダーで約７００グラムアンダーなのはもったいないような気も。まあ調整具合という意味では心配なさそうか。
少しこの二人の試合を予想してみたいが、郷野に関しては相手がちょっと自分はあまりわからないので、予想はしにくい。となると注目はまず郷野がウェルター級に落として、どのくらいのパフォーマンスができるか。そして試合内容、結果でＵＦＣの観客、関係者にどれくらい評価を受けられるかというところか。
長南に関しても、まずはウェルター級に落としてパフォーマンスがどういうふうになるかがまず注目の点。相手に関しては、カロ・パリシャンとＵＦＣに詳しくない自分でも知ってる相手ということで、この選手に勝てば一気にタイトル戦線に近づく相手ではないだろうか。カロパリシャンは自分が見る限りグラップリングベースのオールラウンダーというイメージだが立ち技に置いても距離感の取り方が非常にうまく見えて（ＢＪペンに似ているように思う）、打撃の技術も高い選手に思える。長南は当然打撃に活路を見出そうとしていると思うが、私見でいえば長南はパリシャン相手に立ち技でも距離感を制されて苦しむような気がする。ただパリシャンは一発があるわけでも無いので、なんとか終盤まで持ち込めば、一発逆転の展開も考えられそうか？
