UFC77計量結果そして減量

http://www.sherdog.com/news/news.asp?n_id=9565
特に変わった結果はないが、強いていうならミドル級王座戦を戦うアンデウソンが184,5パウンドで約200グラムアンダー、挑戦者フランクリンが184パウンドで450グラムアンダーというところか。まあさして影響は無さそうだが。
そして岡見は、186パウンドで約84,4キロでパス。王座戦で無い場合規定体重の1パウンドオーバーまでは許されるようなのでそれを利用してぎりぎりでパスしたようだ。
岡見の調整に関しては、
http://news.livedoor.com/article/detail/3351848/

現地で計量を待つ身である岡見。これまでのUFC出場時よりも、約2kg重めの体重で現地入り、最終調整を行っている。米国についてすぐにズッファ関係者の立会いの下、体重のチェックがあった際には6kgオーバー。関係者から「いつもしっかり落としてきてくれるから、問題ないね」という言葉を受けたという。

現地に入ったのは試合4日前だと思うので、計量までの3日間かあるいは、計量前日、当日だけで6キロ(あるいは5,6キロ)落としたのかもしれない。コンディションを崩さないように注意する必要があるが、パワー面だけ考えれば計量直前に水分をカットすること落として当日体重を戻すのがベストなので、岡見もその方法を取ったものと思われる。

計量直前の水分カットのやり方だが
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/all-japan/article/76

その計量までの体重の落し方と計量後の戻し方が大きく試合のコンディションを左右します。具体的には、どれだけダメージを負わずに水を抜いて、また水を戻せるかといった点になるのですが、一気に水を抜いたり、また一気に戻したりすると体が拒絶反応を起こして失敗のリスクが高まります。例えば練習で3リットル(3キロ)抜いたら2リットル戻すといった感じで、徐々に抜いていき、また戻す時も胃や腸に負担をかけずに徐々に戻します。
そういえばボクシングの前世界チャンピオンの名城選手は、計量後に温めの「CCDドリンク」をゆっくり時間をかけて4リットルも飲んでいました。

という感じらしい。
そして次回のFight&Lifeでは

64 超減量法のメカニズムを解く01 ATTとJ.Z.カルバン、その強さの秘密に迫る
106 超減量法のメカニズムを解く02 減量のスペシャリスト 永田克彦の秘法公開! 

と減量の記事があるようなので、個人的には注目の記事だと思う。