ミノワマン参戦そしてGRABAKAは?

パンクラス離脱後、イロモノキャラに特化しデカブツ退治という特異なポジションをPRIDEで築き、爆発的な人気を得て、PRIDEが活動休止した結果HERO’S移籍。これは必然の流れといえるのかもしれない。桜庭、田村、船木、柴田、ミノワマン。ヌルヌル秋山を除けばHERO’Sライトヘビー級は何かの統一性を感じるメンバーではある。プロレスファン的にはおもしろいメンバーではあるが、MMAの最前線とは一線あるのも確かというか。

パンクラス離脱組でPRIDE移籍組という意味でミノワマンと共通するGRABAKA。こちらは地味でも勝つということに特化して結果を得ることでPRIDEでポジションを築いていった(ミノワマンとは対極)。こういうタイプの選手をHERO’Sが欲しがるかといったらやはり疑問符が残る。となるとPRIDE再開を待ちつつ、UFC,DEEPへの参戦という流れなのだろうか。

PRIDEでそれなりに高待遇を得ていただろう、ミノワマンとGRABAKA勢。まずミノワマンはPRIDEと大差ないだろう待遇を得られる次の舞台が決まったが、GRABAKA勢は地味な分HERO’S以外の舞台を探す必要があるのか、HERO’SがGRABAKA勢に興味を持つのか。UFCならファイトマネーは相当下がるにしても相手には困らないが、DEEPだとこの辺りの階級があまり動いてない分相手があまりいないし、佐伯さんも使いにくいところはあるかもしれない。郷野や三崎が長南の持つDEEPミドル級王座に挑戦というのも考えられなくはないんだろうが。そう考えると岡見同様UFCで実績を積んで上がっていくのがGRABAKAの今後の道になっていきそうか?PRIDE再開の目途が立てば話は変わってくるのだろうが・・・。