色々(減量ネタがほとんどであとその他)

http://www.boutreview.com/data/reports05/070805deep.html
バウレビより気になったところを色々。
横田の相手だった選手が減量苦で逃げ出してしまったが、最初の計量の時点で1,6キロオーバーから、1時間バイクをこいで200グラムくらいしか落ちなかったと聞いてあれ?と思っていたら、来日の時点で8キロオーバーだったらしい。既に来日してから6キロ以上落としていたので、1,6キロオーバーの時点でもう汗も出ないくらいだったのかもしれない。GBRには髪の毛も剃ってまで減量してるシーンも出てたが、結局は落としきれず逃亡してしまった。

キックボクサーの須藤信充も、確か計量前日7キロオーバーから落として、最初の計量の時点で1,1キロオーバーの状態からなかなか落ちず苦労していた。そして試合時にはまた77キロだったらしい。直前に一気に落とす方法は体重の回復も早いが、コンディションを崩すリスクも大きいので、このへんもコンディショニングのテクニックのうまい、下手の差が出るとこといえると思う。

アマレスの選手(日本人なら永田克彦など)や外国人選手はこの辺が凄くうまいので、日本人選手が外国人選手との生まれ持った体格差やフィジカルの差をいうのはこの辺のコンディショニングのレベルを徹底的に上げることをまずしてからのような気がする。これがうまくなればコンディションを崩さず試合当日には計量時から一回り大きい体で試合ができるようになるわけだし。

メインの試合では投げでのKOを予告していた長谷川がドンヒョン相手に逆にジャーマンを浴びてしまい敗れてしまった。佐伯代表は近いうちにタイトルマッチでの再戦を予告しつつも、ドンヒョンに勝てる日本人は青木だけと名前を挙げていた。ただ勝てそうだということで名前を挙げただけだとは思うが、別の意味で取ればPRIDEの再開の兆しが見えず試合ができない状況が続く青木が、これからはDEEPが主戦場になっていくとも取れる。

まだPRIDE再開の目途が立たないなら、試合ができる状態の元修斗王者組の川尻、青木、石田(環太平洋だが)あたりは、中村カズみたいにそろそろどこかで試合をさせる機会を与えないと、まずいような気がする。修斗やDEEPで試合をすること自体は難しくはないだろうけどPRIDEと同じ待遇では無いだろうし、それを受けるのか。中村カズ同様UFCという選択肢もありそう。