ボードッグとレッドレビル決裂?そしてFEGとレッドレビル急接近か

http://www.sherdog.com/news/interviews.asp?n_id=8422
シャードッグにレッドデビル会長ワジム氏のインタビューが。
おまえらの好きにはさせねえ!さんに訳文があります。
http://omasuki.blog.drecom.jp/archive/1261
最初にこの話を聞いたときボードッグとレッドレビルの関係はかなり強固に思えてたのでびっくりした。ワジム氏の発言をどこまで額面通りにとれるのかというのがまず前提としてあるけどレッドレビルとボードッグか決別するのは確定事項なのか、ボードッグが真摯な態度で交渉しなおせば、また手をつなぐ可能性が無いことは無いのか。仮に決別が確定ならボードッグの選手層がごそっと抜けることになる。

例えば前回のPPV大会のマッチメークから
http://www.sherdog.com/fightfinder/fightfinder.asp?search=yes&EventID=4683
レッドレビル勢がごっそり抜けてしまったちょっと興行が成り立たないくらいになってしまう。それが実際に起こってしまった後ボードッグはMMA事業を続けていけるのか。レッドレビル離脱が起こらないように再交渉するのか。

ワジム氏もボードッグとの再契約の際に値段を吊り上げるためにこういう発言をしている可能性もあると思うのでボードッグとレッドレビル再合体の可能性も無いことは無いようにも思える。ボードッグとレッドレビルの関係がどうなっていくか今後注目だ。

ヒョードルとUFC(ズッファ社)の関係も注目の発言をワジム氏はしている。要約するとUFCは金額的には一番良いが、契約ががんじがらめで、ヒョードルのライフワーク?の一つであるコンバットサンボの出場などが制限されることがネックだとか。ならば金額は多少安くても制限の緩いプロモーションと契約する可能性もあるとか。

K−1がレッドレビルにオファーしてるというのは本当だろうか?ヒョードルだけでなくレッドレビルのほかの選手にも声を掛けてるらしいが、FEGの構造的にそこまでギャラを出せるとは思えない。もしかするとFEGはPRIDEがUFCに買収されたことを契機に、HERO’Sを今までよりスケールアップさせることを考えてるのかもしれない。例えばPPVをつけて、会場も一回り大きくして、隆盛だったころのPRIDEに近いレベルまで引き上げようとしてるとか。ヒョードルをもし獲得できて、さらにジョシュバーネットなども獲得できればヘビー級は中心になれる二選手を獲得することになれるわけだし。

PRIDE急降下の影でHERO’Sが上昇気流に乗る可能性も今後あるのだろうか?ただK−1ヒョードルを獲得したところでそれに掛かったビッグマネーを回収できるようなマッチメークをFEGがしていけるかというと難しそうな状況には思えるが。