7・16大会追加カード発表

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/column/200707/at00013756.html
ミドル級トーナメント一回戦で、宮田vsシャオリンが追加されたのは、お互いの格、実績的にいいカードだとは思うが、所vsマンバ、ジダvsカルバンという組み合わせは自分には?がついてしまう。所vsマンバは優勝するのに去年のように4回勝ちあがる必要がある(負けても上がれたりした、主催者推薦とかは抜きに)トーナメントの一回戦なら納得できるが、8人参加の一回戦という意味ではちょっとどうかと。マンバはHERO’Sでは所に勝っただけで、宇野、宮田に一本負け、ボードッグでも一本負けしている選手だし、その選手に負けた所との再戦が8人参加の一回戦で勝った方が準決勝に上がってしまうというのは・・・。ワンマッチとかでの再戦なら自分は特には依存は無かったが。

所が残りメンバーで勝てそうなのはマンバくらいだろうという意味でFEGもマッチメークしたんだろう。所vsマンバを所vsジダにしたところで大差は無いのかもしれないが、ジダはHERO’Sにおいては、高谷に完勝し、まだ底は見せてないのでマンバよりは格は上という評価を自分はしている。だから所vsジダ、マンバvsカルバンのほうが、一回戦という意味では格や実績の偏りは少なくなったと思う。ただ所vsマンバにしても自分はマンバが有利なように感じてはいる。

ワンマッチのほうはまあいいカードが組まれたんじゃないかと思う。柴田vsハレック・グレイシーは、柴田は総合二戦目、ハレックも総合の経験はあまり無い?という意味でまあお互いにとって相応な相手だと思う。ホリオンの息子というヒーロン、ヘナーが有名だったが、その弟のハレック(自分はハレックというのがいるのは知らなかった)が先にMMAデビューするのは意外だった。

ユンvsアッカは、アッカは総合二戦二勝とはいっても相手が相手なだけに始めてまともな相手との試合になる。ユンはマヌーフに完勝して、MMAの選手として第一線に躍り出ようという所なので、ユンが格上としてアッカの挑戦を受けるという形だろう。

勝村vsノゲイラは、個人的にはあんまり関心はないというか、勝村が実績に比べてここまで注目される意味がよくわからない。所からグラップリングマッチで一本取ったということをそこまで評価もできないだろうし。勝村のリアルタイガーマスクという所がFEGに受けているんだとは思うが。体格的にも修斗でいう60キロ級がベストな選手だし、その階級での実績も特筆するものは無いし。所にしても勝村にしても、FEG主催興行での試合はベストウェイトで無い上に自分の階級でも取り立てた実績があるわけでも無いのにやたらフィーチャーされるので、どこかアンチ的な視点で見てしまう。例えば修斗なんかで、自分の階級で凌ぎを削ってる選手なんかと比較すれば実力以上の評価をされてるように写るというか。所に関してはノゲイラをKOしてるというのが大きな実績なんだろうが、ノゲイラに勝ったのを取り上げるなら阿部兄はもっと短い時間でKOしてるし。そこの実績を取り上げて評価するのも個人的にはどうかと思う。