UFCの日本放送の行方を勝手に考える

2002年以来続いていたWOWOWでのUFC中継が4月に中止に。これで国内においてUFCの中継が見られない状態になってしまった。5年続いた中継を簡単に切ってしまうズッファ社のある意味ではシビアさは、凄いとは思う。そして勝手になぜUFCがWOWOWでの中継を切ったのか考えてみた。

Gタスで放送してる絡みで日本テレビの地上波を狙ってだ、今絶好調なUFCだけにWOWOWにふっかけてみたら、契約継続にならなかったからだ。などという意見があるが、自分はUFCのPRIDE買収に伴いPRIDEがスカパーでPPV中継してる関係を生かして、スカパーのPPVでの放送に移行したいと考えたからではないか?と思う。

そのために相当な放映権料をWOWOWにふっかけそれで契約してくれれば万々歳だし、そうでなくて、契約継続にならないならそれはそれでいいと。ダナホワイトは全世界でのPPVを考えていると発言してるようだし、日本におけるPPVといえばスカパーが主流であるし。

だが仮にUFCを日本でスカパーPPV放送したところで、どれくらいの購買数が見込めるかは未知数だ。PRIDEファイターがUFCに相当数出たところでPRIDEのPPV視聴者がそのままというわけにはまずいかないだろう。PRIDEファンがUFCに対してそこまでのめり込めないという感想を持つという人が多いが、自分もそれは理解できるとこはあるし。

PRIDEはいまだにバウレビの記事を見ると存続の危機にあるという。この記事の通り地上波復活が困難なら、今までの規模の興行を期待するのは酷だろう。となるとPRIDEファイターが集まるUFCを、スカパーPPVで中継し(実況陣は現PRIDEPPVと同じで)、煽りVなどだけはPRIDEファン絶賛の佐藤Dが作ったものを日本向けに流し、それを擬似PRIDE的に楽しむしか他は無いかもしれない。