タブー大全で某雑誌のことを前はPRIDEは世界最高峰だ、60億分の一だっていってたのに、UFCに買収されたとたん桜庭対田村的な価値観こそPRIDEだといいはじめたと突っ込んでいたが、トップクラスの選手のUFC(ヒョードルはボードッグ)への流出が止まらない今、日本人選手が中心になっていかざるをえない部分はある。ある意味ではHERO’S的な必ずしも世界レベルの選手が集まってるわけではなく、日本人の活躍ありきな(活躍しやすい)興行になっていくのかもしれない。
そこでPRIDEの日本人選手を挙げてみると(あえてUFCと階級が統一されると考えて)、
ヘビー級 吉田、藤田、中尾
ライトヘビー級 中村、(吉田)
ミドル級 郷野、三崎、菊田、瀧本、田村?
ウェルター級 マッハ、長南、青木
ライト級 五味、川尻、石田
無差別級 ミノワマン
あたりが中心になっていきそうか。PRIDEの次回の興行のメドが立たずPRIDEファイターの戦う場所が無いことが問題になっているが、PRIDEの体制が整って、興行が定期的に打てるようになれば外国人選手の流出した分日本人選手には試合のチャンスは増えるわけだから、PRIDEの日本人選手にとっては今はある意味じゃ辛抱の時期といえるかもしれない。
ただ実質の運営権が移ったUFCが日本人選手を日本の興行向けにマッチメークしていけるかは、未知数な部分が多い。ダナホワイトは桜庭対田村を指して「それはぼくも見たい。」とリップサービス的な意味もあるだろうがいっており、それなりに日本のマーケットに合うマッチメーク、プロモーションは考えてるようだ(と思いたい)。
ただ上で挙げた日本人選手の中には以前の桜庭のようなPRIDEであるということを感じさせるような選手は自分にはいないように思えるので、PRIDEを感じさせるような外国人選手が残ってくれることを願いたい。ヴァンダレイ・シウバは長期欠場を考えてるようだし、PRIDE強さの象徴だったヒョードルもボードッグ継続参戦が濃厚ともいわれる。ジョシュもUFCに買収されたPRIDEに興味を若干失ってる感も。ダナホワイトがDSEは無茶苦茶だなんて発言してることからも、移管業務で現時点では手一杯な分外国人選手の契約や、第一弾興行のプロモートは考えれないのが現状なのかもしれないが。