シウバ対ダンヘンのタイトルマッチが迫ってるので、前回のシウバ対ヘンダーソンの試合を見返してみた。そしてその試合でよく話題になるダンヘンのバッティング疑惑について。ダンヘンがシウバをぐらつかせてラッシュをかけるシーンだが、自分は今まではダンヘンの右ストレートがヒットしてぐらつかせたものだと思っていた。正直クリーンヒットはしてないし、あそこまで効くのは不思議とも思ってはいたが。なんでバッティングは無かったと思っていた。
しかしよく見返すと、ダンヘンの頭はシウバにヒットしてるように自分には見えた。まあレフェリーが気づかなかったらある意味、テクニックの一つになってしまうのかもしれないが。試合に関しては、シウバがそのバッティングも含めて顔面を変形させながらも、ダンヘンを圧力、手数で押し勝つという試合で、ダンヘンも押されながらも随所でしぶとさを見せた試合でベストバウトの一つだと思う。
そして今度の大会でタイトルマッチとして再戦をするが、正直ダンヘンが衰えを隠せないところがあると思うので、勝敗への興味は若干薄い。ダンヘンが一番調子がよかったのは、中村戦あたりまでに思うので、再戦するならそれ以前にしてほしかったなという気持ちがある。一方シウバは無差別級ＧＰ参戦で体重を１０２キロまでアップしていたので、久しぶりのミドル級での試合ということで、以前のミドル級のときと、同じように調整できるかは、若干心配な面がある。自分的にこの試合の見所は正直ピークを過ぎた感のあるダンヘンが王者シウバ相手にどこまで意地を見せられるか。シウバは久しぶりのミドル級での試合で調整はどうなのかという所になってきそう。
