来季の外国人編成を考えると
ポンセ メネズ アルカンタラは残留の可能性が高い（ポンセ、メネズは流出の可能性はあるが）。王、ヌニエスは契約終了の可能性が高いだろう。ロドリゲスはクイックという課題を改善させるメドがあるなら残留で、そうでないなら契約終了なんだろうか。
ガントは大幅減俸で契約した上で、投げることができるなら戦力になってもらうし、そうでないなら早々に契約を切って、シーズン途中での外国人の獲得に動くという形になるか。
仮にガントもロドリゲスも残留なら新しく外国人投手を獲得する余地は5人目になるしさすがに無い気がする。となるとどちらかの契約終了の可能性は高いか。
ポンセ、メネズの契約延長がうまくいかないなら、そこの枠で新しく取るということにはなるだろうけど。メネズは中継ぎ、先発の適性は示したし、ポンセはまだ試す段階だが多分中継ぎの適性はあると思う。
ガントはキャリアを見る限り中継ぎで64試合投げたシーズンもあるので中継ぎの適性もあると思うけど、本人が中継ぎをやりたがるのか。ガントが先発で上沢、伊藤クラスの成績が残せるなら、メネズ、ポンセのどちらかを後ろに回すということは一応できる。
その上でロドリゲスが放出ならその枠に中継ぎが出来るパワータイプの投手を新しく取るというのが一番ベターな投手の編成にはなるか。正直な話いまの中継ぎ陣では来季チームが機能することが難しいだろう。
だったらポンセの中継ぎの適性を試した上で、もう一人新しく外国人中継ぎを取って（目ぼしいのがいないならヒギンスかギャレットでもいい）勝ちパターンに入ってもらわないと中継ぎは機能できないと思う。
しかしガントがいまだに投げられるか分からないということが編成の足を引っ張りまくっているのが厳しい。
先発根本はずっと安定した投球が出来ている。7回は勝ちを意識したのかちょっと崩れてしまったけど十分すぎるくらいの内容だったと思う。
北山はいい時は無双するような内容だけど、悪い時も交互に出てしまうからもう少し波を減らしてほしいところ。石川直は前回と大差ないような投球だけど前回も言ったが今はしょうがないかなと思う。
打線は序盤はチャンスを何度も作りながら点が取り切れなかったことでペースを握るのが難しい気がしたけど、粘り強く攻め続けられたんだろうか。
上川畑は攻守に置いて存在感がもう突出している。調子の波が8月までは結構あったけど9月はずっと好調で怖いくらいの状態ではある。残り試合が少なくなってきてそれがいい内容に越したことは無いけど一番は怪我無く終えてほしい。
勝ち投手になったロドリゲスはクイックを徹底的に教え込んで残留が最適解なんだろうか？
フェニックスリーグのローテーションを考えると
田中瑛 池田 達 鈴木健
この4人がある程度中6日くらいで回るかなと思う。根本はフェニックスで投げる意味は個人的にはあまり無いと思うけど経験を積ますために投げさせる可能性はある。杉浦は来季に備えて投げることはしない気がする。
生田目、立野の二人はしばらくファームでも投げていないので、状態が悪いなら投げる可能性は低いか。上原は経験を積ますために投げさせた方がいいのか、1年の疲れを考慮して投げさせないか。
河野は先発で投げさせると中途半端なような気がするし、基本ショートイニングに専念させたいがどうなるか。西村も基本ショートイニングに専念したほうがいい気はするが、ロングリリーフも得意といえば得意だから先発させる可能性はあるか。
柿木、北浦は1軍で活躍するならショートイニングじゃないとなかなかチャンスは無い気がするが、フェニックスなら先発で投げる可能性はありそう。
繰り返しになるけど最初の4人が先発ローテの基本になってそれ以外の投手で谷間を埋めるような形がベターなんだろうか。
メネズが膝の治療のために帰国。おそらくもう今期中に戻ってくることは無いと思う。来季の契約は普通なら継続だろうけど、日ハムの編成の場合なんともいえない。
ガントに関しては、今年実戦で投げる可能性はもう無い気はする。彼の契約に関してはこっちは普通に考えれば延長は無いけど、上の記事のような事情があるなら契約延長もあるのかもしれない。
マルティネスが日ハムが契約を終了した翌年にソフトバンクと契約して大活躍してメジャーとの契約までたどりついたことがあった。
ガントに関しても契約を切ったら同じようになる可能性はある。一つ言えるのはメネズもガントも健康状態をある程度把握できているのは日ハムだけだということ（代理人よりむしろわかっているくらいだろう）。それを簡単に他所の球団にばらすようなことはしないと思う。
だから健康状態がわからないガント、メネズを他所の球団がその状態で取りに行くのかどうか。ソフトバンクや楽天のようなお金を湯水のように使える球団ならとりあえず取るだけ取って仮に怪我で使えなくてもダメージはほぼ無いから、獲得に動く可能性はあるといえばあるのかもしれないか。
来季の今のところの野手の編成は
捕手 宇佐見 古川 梅林
一塁 清宮 新外国人？
二塁 石井 谷内
遊撃 上川畑
三塁 野村
外野 近藤 松本
この辺りまでが決まりで外野の一角とDHを誰が獲るかという感じだろうと思う。新庄ビックボスが清宮と外国人で一塁を競争させたい、そうなれば彼は燃えるみたいなことをいっていたらしいから、新外国人で一塁の選手を取りたいというのがまずあるんではと思う。
外野に関しては万波、今川、浅間、五十幡あたりが争うだろうけど、突き抜ける選手が出てくるイメージが今のところは沸いてこない。だからドラフトで即戦力になりそうな外野手を獲ったり、こっちでも新外国人を獲って競争させるというのが層を厚くするためには必要だろうと思う。
何度か言っているけどロッテの中村がFAをすれば獲得に動いてほしいし、それが成功すれば二遊間を上川畑、中村で固めて、三塁を野村だけでなく谷内と併用したり、一塁に野村を回したりこれも層を厚くすることができる。ただ現時点ではただの皮算用ではあるが。
一番のポイントは一人でいいから打てる外国人を打線に組み込めるかだと思う。それができればそれなりにバランスのいい打線にはできると思うのだけど。
右 松本
遊 上川畑
左 近藤
三 野村
一 清宮
指 新外国人
二 石井 谷内
中 万波 今川 浅間 五十幡
捕 宇佐見 古川
何度も言っているけどセカンドのところに中村を入れたいというのがファンの期待というか妄想ではある。
